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6.経済

CIAワールドファクトブックによると、エル・サルバドルは中米地域で三番目に経済規模の大きい国家であり(パナマ、コスタリカに続く)、一人当たりのGDPは4900USドルに達するが、それでもこの国は発展途上国であり、多くの社会問題を抱え、ラテン・アメリカ全体でも上位十番以内に入る貧しい国である。約240万人が貧困層である。

エル・サルバドルは有機鉱物資源、金属鉱物資源を産出しない。鉱業の対象となる唯一の資源は塩。経済を支えるセクターは農業であるが、「十四家族」という言葉に象徴されるような寡頭大土地所有が問題となっている(実際に14の家族が土地を独占しているわけではなく、あくまでも比喩である)。特にコーヒー、砂糖、綿花の栽培が盛んである。コーヒー豆の生産量は2002年時点で9.2万トンに達し、これは全世界の生産量の1.2%に相当する。穀物、根菜の栽培量は自給に必要な量に達していない。農業国であるにもかかわらず、穀物を輸入している。

エルサルバドル・ホンジュラス戦争までは中米一の工業国だったが、その後のエル・サルバドル内戦の間に没落した。<ref>後藤政子『新現代のラテンアメリカ』 時事通信社 pp.318-321</ref>

世帯主がアメリカ合衆国へ出稼ぎに行き、その仕送りで国内に残った家族が生計を立てている家庭が多いのが中米諸国の特徴であり、この国も例外ではない。しかし、アメリカでの同時多発テロ以降、アメリカでの滞在条件が以前よりも厳しくなり、就労ビザが取れなくなり強制帰国を命ぜられた国民も多く、社会問題となっている。

(出典:Wikipedia)

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